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2007/11/14

死ぬための食事

死ぬための食事 生きるための食事』(笠岡さつき)

著者である笠岡さんの上司の恩師である児島良信という方が
末期の大腸がんを宣告され
健康について調べるうち、"食べもの"の重要性に気づき
更に食品について調べるうち、とんでもない事実に行き当たります。
本当の食べ物を探し、取材をし、本にして世間に伝えようとしましたが
志半ばで亡くなってしまい、笠岡さんが完成させたという本です。

図書館で、いつも行かないコーナーへ行き
迷わずスッと手に取った、まさに必然な本。
児島氏から私に『世間に伝えなさい』という声がかかったのかも。。

この本には 児島氏の取材した、誠意ある生産者が載ってます。
私がどれだけ食品に対して無知だったか、知ったふりしてたか
それが消費者として、どれだけ怠慢だったかを痛感。
生産者の熱い想いに、何度も涙しながら読み進めました。

例えば野菜。
よく形の不ぞろいな、変形した人参などを
『これぞ自然』と思っていましたが
原因の多くは、有機農法の養分過多によるもの。
過剰に発生した窒素は、硝酸として野菜に含まれることがあり
硝酸は、、体内で亜硝酸(発ガン物質)に変わるのです。

私の実家(慣行農法の農家)では
畑の隅に自宅用の野菜を作っている畝がありますが
うーん… そこにも変な形の野菜がありましたね。
そこは化学肥料不使用。 だけど隣の畝は化学肥料使用。
養分不足&過多で土の状態がアンバランスだった、ということ?

また、無農薬野菜がブーム(?)ですが
去年まで慣行農法(農薬使用)してた畑で、今年から無農薬にしても
『無農薬野菜』と表示されちゃうんですって。
そんな野菜には 味わいも栄養も無いけれど
無農薬、とついた野菜は高価なので 便乗する生産者もいるかも。

真面目に無農薬栽培に着手しても
ご近所農家から村八分にされたり、組合から情報を貰えなかったり
バッシングにあう生産者が多い というのもよく聞きます。
農薬や化学肥料の業者としては、腹立たしい限りですしね。
となると斡旋している農協も、無農薬栽培には困っているのでしょう。

最近の種は、化学肥料を受けること前提にできてるので
そのままではチカラも無く、しかも一回使いきりです。
化学肥料育ちのカボチャのの種を撒いても
前回のような立派なカボチャが出来ないのは、それが理由。

児島氏が痛みを堪えて取材した大仁農場
いつか、学びに行こうね   と夫と話しました。
一番いいのは、土から自分で作ることだから。

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今日は久しぶりに、心和む献立です。
らでぃっしゅの厚揚げは、全く臭みがなくて美味。
いい油を使っているので、油揚げも油抜きが不要です。

豆腐については消泡剤を使用している所も多いですが
その内容は、シリコン樹脂やグリセリン脂肪酸エステルなど。
食べる気が起こりません。。

食品添加物は、確かに安全性を確認されています。
ひとつひとつは。
ですが、大抵は各種混ぜられて使われており
この"混ぜられた"状態での安全性は確認されていないのです。

最近は多忙で、お昼はコンビニで買ったものを食べてる私。
裏返して添加物などをチェックし
なるべく数の少ないものを…と選ぶのも、実はあまり意味の無いこと。
添加物の表示というものは
目的が同じなら、ひとつにまとめて記載してもOKなんですよ。
そしてその目的判断は、生産者(企業)がしていいんです。
PH調整剤、って言葉の中に一体いくつの添加物が入っているのか。

人類の歴史において
これほど科学的な薬品を口にする様になったのは、ほんの最近。
まさに私たちはその実験台となっているのです。
アレルギーや不妊などだけでなく、残虐な事件の増加にしても
その"最近"の時期と被る気がしてなりません。

『毎日コンビニ弁当食べてるけど、こんなに元気』

自然界では、三代後に変化が出ることが多いそうです。
人間だって自然の生物。
身体は食べ物で作られるのです。
ひょっとしたら… と思うと、私も伝えずにはいられないのです。

この本を読み終えた今日。
こんなことばかり言ってたら偏った人間だと思われるのでは
…と いつもビクビクしながらだった私ですが
故児島氏にも、この気持ちを伝えたくて勇気を出しました。

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 参加してます ^^*

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コメント

児島さんって確か情報誌の編集長でしたかねぇ。仕事で一度会ったことがあります。
クセのある人物でした。味方も敵も多いという印象を受けました。随分昔の話です。

お久しぶりです。
ちづさんも、故児島氏に呼ばれましたね ^^*
ぜひ読んで頂きたい。
今まで読んだ、食品関連の本の中で一番衝撃的で
一番説得力があり、一番感動しました。
図書館にあります様に、祈っています!
そしてちづさんの後にも、沢山のひとが読んでくれますように。

ありがとうございました ^^*
安全性がイマイチであろうと、安くて便利な商品。
ほまこさんの仰る様に、イメージで安全ぽくして
『ちょっとくらい大丈夫』に仕立て上げられてる気がします。
添加物に記載されているアミノ酸、ビタミンCなんて
危険どころか身体に良さそうですしね。
(もちろん身体にいい方のアミノ酸等とは別物です)
危険性を少しでも広め、少しでも良いものが流通しやすくなる様に
チョコチョコと語り続けたいと思います。

こんばんは。
時々、寄らせていただいています。
今日は、久々にPC開けたのですが、
この本に出会った!って感じです。
興味しんしんです。
不揃いが、自然でないとは!
図書館にあるかなあ。

こんにちは^^
大変勉強になりました。

自分や家族の口に入るモノなのにいかに無知であるか、知らないうちに「害」を食べてるかも知れないと思うとゾッとします。
と言いつつもやはり便利なモノに頼ってしまう自分も悔しい。
まずは「知ること」が一番大切かも知れませんね。
PH調整剤については、「色んなものに入っているから多分安全なんだろう」と勝手に思ってたし、豆腐に関しては、その様な科学的なモノが使われてるなんて知りませんでしたよ!

まさに何かの縁で読まれた本だったのでしょうね。

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